長崎県”人間と性”教育研究協議会

23回長崎セミナー            

◆日時 2013年2月9日(土曜日)  
長崎大学医学部保健学科                 

  A分科会   小学校での性教育の取組    

 養護教諭が体重測定時に行う保健指導として性教育を実践している小学
校の紹介がありました。年度当初に年間計画を提示して全学年実施してい
ます。二次性徴のしくみを保健指導で実施し、その後保健学習として担任
と T T で実施た内容が報告されました。

 計画的に実践し、内容を家庭へもお知らせしていて理解を得られている
様子がわかりました。

 参加者は、保健師、助産師、養護教諭など。現場での悩みを出し合い、
改めて子どものころからの性教育の必要性を痛感しました。

 
  B分科会   お互いを大切にする二次性徴の授業    

 安日先生に、中高での講演で取り組まれている「アンケート
結果をもとにした展開」の様子を報告していただきました。

 異性の悩みを想像することから始める授業に、生徒たちは
男女間の意識のギャップに新鮮な驚きと興味を持ち、自分を
見つめようとします。そして、すり込まれた性ではなくお互い
を認め合い・大切にする人間関係を築いていくことが大切で
あると気づいていきます。知識を与えるだけでなく、意識をかえるようサポートしていくのが教育であると改めて考
えさせられました。

また、実際にアンケートを実施した中学校の様子も紹介していただき、自校でもやってみようと思う勇気をもらっ
た分科会でした。

 

  C分科会   特別な支援を必要とする中・高校生の性教育
児童デイサービスにおいて、大学生と一緒に取り組んだ「か
らだ探検隊に」についての報告でした。

事業所内で見られるようになった性に関する様々な「困り感」
に対して、きちんと教えたいという職員の方々の思いから始
まったこの活動。

当日は、からだの学習の他に人との距離の取り方等の参加
型の学習もあり、楽しく学べた様子がお話の中から伝わって
きました。

今後も全体活動に限らず、少人数や個別指導、教材研究を
行っていきたいということでした。

このような取り組みがもっと広がっていくといいなぁ〜と思いながら聞かせていただきました。
 

◆講演   「子どもたちを大切にするということ ―性教育の可能性―」      
 社会福祉法人大阪水上隣保館児童養護施設 遥学園の寮長 
 性教協児童養護施設サークル代表
       中井 良次(なかい りょうじ)さん

大阪と京都にまたがってある大きな福祉施設内にある遥学園という養護施設で子ど
もたちと性の大切さを学ぶ環境を作り続けている方です。写真はレントゲンマシーン
という教材子宮ってこんなところにあるよ 「こんな風に」って伝えている中井さん

現場で子どもたちと接するなかから出てくる言葉は説得力あります。
「乾燥精子持って来た」と なにやら白い粉をビーカーへ。水に溶いて、ビーカーを下
から覗いて「あっ精子動き始めた」と迫真の演技

・・・・・・・なんて関西人ならではのユーモアです。もちろんそんなものはなく、片栗粉水
で溶かすしたものでしたが、「本当かも?」と信じた私みたいなものもいたほどです。

楽しくいやらしくなく、最近さかんに言われ始めた男の子の性を爽やかに伝えられました。
女性の性は杉  まっすぐ
男性の性は松  ちょっとしたことで屈折 屈曲デリケート
という言葉にも納得
連休初日にお集まりくださった60名も楽しく笑いこけながらも心から何かを納得されてわいわいと帰られていまし
た。

他にも写真があります。代表 安日泰子のブログへどうぞ
http://yasuhi.exblog.jp



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