長崎県”人間と性”教育研究協議会

第20回性教育長崎セミナー               19回長崎セミナーへ  過去の記念講演



◆日  時:2009年12月5日(土)   長崎医学部保健学科にて      

◆パネルディスカッション   テーマ  「 今、子どもたちに起こっていること  」 

梅木知恵子さん(レデイースクリニックしげまつ 助産師)
 最近の傾向として10代の子が平気で産むという決断をすることに驚iいています。
 「産み、育てて」こそ大切な命だと思うが, 「産み,育てる」ことに現実感を持てない子どもが増えたと感じている。大村市内で出前授業も行っている。
柿田多佳子さん(長崎こども・女性・障害者支援センター)
 H20.285件の虐待相談があり,ネグレクト39.6%,身体的虐待33.7%,心理的虐待20.0%,性的虐待6.7%  (19件)だった。性的虐待については,毎年,養護教諭に相談して発覚する事例があり,子どもたちにとって保健室が大切な場所だと感じている。今後,児童養護施設での性教育など模索できないだろうかとの提案ありました。

森 ふみ子さん(養護教諭)
 現在勤務している野母崎高等学校の様子を紹介された後,以前勤務した学校での性的虐待の事例を話された。

 詳しい内容は,紙面の都合もあり割愛しますが,厳しい現実だからこそ,微力であっても知恵を出し合い,連携してやっていくことの大切さを感じました。           司会  : 安日泰子 (本会代表・産婦人科医) 


 ◆講  演  テーマ  「 子どもの性、みんなの性 もっともっと幸せに 」

            副題   〜性を肯定し大切にするための学び〜      講師  関口 久志


 現代の子どもたちの性的興味と許容度は親世代とは格段の差がある。男子は享楽的情報のみ、女子は少女雑誌やコミックからロマンチック幻想とセックスの一体化と影響を受けている。子どもは決して寝ていない。
これからの性教育の原則は「1肯定的に」「2科学的に(事実・真実・現実)「3多様的に(個別性・自己決定)」である。大多数のみでなく、少数の子どもを含めて「みんなの生命尊厳を大切にする授業」を実践してほしい。性教育の目的は「人間の尊厳に見合った、生命と生活の保障を基盤に心地よい人間の関係性に基づく多様な性の幸福を実現すること。」みんなで性の幸せをつくり出すために子どもの実態とニーズを反映し、身近な大人も性を学んで幸福になってほしい。
 と熱く語られました。関口先生の講義は人気で、いつもは300人くらいの大学生の前で講義されるという。今日は少し寂しい人数でしたが、熱い熱気のなかで行われました。

 



 性教育実践の「小さな花」ブース   ★レインボーさんばハウス:中村まり子(南島原市 開業助産師)


  •            
     

 ★からだ探検隊:長崎大学医学部保健学科学生

 ★オープンクリニック報告:やすひウイメンズヘルスクリニック
&長崎大学医学部保健学科学生



  •  
  •  

 ★性教育教材
「あしたから使える!あしたから行う!」:性教協会員

 ★長崎県のこども「性の悩み」って?:
                チャイルドライン・ながさき



  •  
  •  


いままでの性教育長崎セミナー記念講演::第22回長崎セミナー 第21回長崎セミナー 19回長崎セミナーへ  過去の記念講演    トップへ  上へ